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真空管アンプ・無線の部屋 ３−５００Ｚシングルアンプ／ヒースキットＳＢ１０００
３−５００Ｚ ＨＦアンプ もっともポピュラーなリニアです
■３−５００Ｚ ４００Ｗ
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3-500ZシングルHFオールバンドリニアアンプです。電源のレギュレーションにもよりますが、300W〜400W程度の出力です。出力同調回路はπL型を採用しています。 πL型は単なるπ型に比べ高調波成分が15ｄB以上減衰するといわれています。右側がそのコイルです。 プレート電圧は3KV印加しています。グリッドバイアスは8.2Vとなっています。電源は内蔵しておりコンパクトなDESK-TOP-LINERAーAMPです。 |
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左の写真は入力同調回路です。π型では なく、5ｍｍ径の銅パイプで作ったハイCのカ ソード並列同調回路方式になっています。 さらに、この銅パイプの中にテフロン線をい れてフィラメントに電源を供給しています。こ のことによりフィラメントチョークが不要になり、 入力側が簡素化されます（フィラメントチョー クを同調回路として使っている）。エキサイタと のインピーダンス整合はこのコイルにタップを 設けて行なっています。タップ位置を切り替え ることによりオールバンドに対応できます。 |
後日回路図をＵＰします。
■ヒースキットＳＢ１０００（メーカー製の紹介）
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このアンプは、有名なヒースキット社の1KWリニアアンプです。Made in USAで電 源が内臓されています。特徴は3-500Z Single、陽極電圧３０００V、全負荷 時約400ｍA、公称出力1KWPEP（２トーン）となっています。１６０メーターバン ドから１５メーターバンドまでカバーします。電源は１２０Vまたは２４０V入力にに なります。デザインはすっきりしていて使い易いアンプです。 |
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終段部分の拡大図です。タンクコイ ルは２個に分かれており特にハイバン ドは太い線形のコイルが巻かれていま す。160ｍバンドがあるため、長いエア ダックスコイルが下側に配置されてい ます（左図参照）。 １６０メーターバンド、８０メーターバン ドがπＬ型、ハイバンドが通常のπ型 のタンク回路になっています。πＬ回 路のＬセクションは小型のトロイダルコ イルが使用されていてスペースの効率 化が図られています。 |
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左の写真でもお解かりになると思いますが、電源は良好 な通風により熱がこもらないようにするため比較的ゆった りと造られています。 高圧は倍電圧整流なっており215 μＦ／525Ｖのブロックコンデンサーが８個使われていま す。冷却は正規のチムニーではなく、ブックファンによる空 冷です。電源が１２０Ｖ（２４０Ｖ）なので1ＫＷ〜2ＫＷク ラスのステップアップトランスが必要になります。フルパワー 時は管壁がかなり熱くなります。 |
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